2016年09月25日

Squamish 50 - Training

5月1日にバンクーバーマラソンが終わり、Squamish 50 50マイルのトレイルレースを走るためのトレーニングが始まった。

トレーニングの主なポイントは
- 距離を走る
- 2日連続で長距離を走る
- グラインドを取り入れる
- トレイルも走る

それぞれのポイントで付け加えると

距離を走る

レースまでの15週間、平均週間距離数が80キロ。普段は、50キロくらいだから60%増し。結構増やした。平日は主に長めの通勤ランで距離を稼ぎ、且つ週一の休足。夜に会食がある日が主な休足日で、それ以外は仕事が遅いときでも通勤ラン。ソーシャルタイムはありませんでした。

二日連続で長距離を走る

週末が長距離走。なかなか土曜日に時間を取ることが難しく、結局日曜が一番長く、その分、月曜も走ることで、Back to Back to Backの三連ちゃん走りで足を鍛えた。よく怪我をしなかったものだと思う。一番のハイライトは、土曜日にリバースバンマラ、バンクーバーマラソンをゴールから逆走し、翌日に30キロ走った週。よくやった。

グラインドを取り入れる

この期間に上ったグラインドは5回。大して、多くない。が、うち二回は一回に二回。そう、上がって、おりて、また上がってということをしてみた。このトレーニングをして気付いたのは、ゴンドラ降りる際に、二度も10ドルを払わないといけないということ。二度目のチャレンジの際は、グラインドで上って、BCMCでおりて、グラインドでまた上がるというコースをとってみた。費用は10ドル、しかも下りる練習にもなって、二度美味しいトレーニング。但し、BCMCでおりてきたときは、膝がガクガクだった。グラインドをただ上ることに飽きた人は、是非、この二度上りにチャレンジしていただきたい。
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トレイルも走る

レースはトレイルなので、できるだけトレイルを取り入れるよう努めた。5Peaksのレースにも幾つか出走し、Squamish 50 のオリエンテーションランにも一度参加をした。他にも、ラン友とNorth Vancouverのトレイルを走ったり、とにかくスタンレーパークでもパシフィックスピリッツパークでもよいから、トレイルを週に一度は走るように努力をした。

クロストレーニングを取り入れることも考えたが、結局やらなかった。他にやったことといえば、サプルメントを取ることくらい。私が取ったサプルメントは、αリポ酸、ビタミンC、プロテイン、マグネシウム。他にも数種類あったけど、覚えていない。気をつけたのは、トレーニングの後に、すぐにプロテインやバナナを食べて、栄養補給をすること。筋肉をできるだけ破壊しないように気をつけた。あと、軽いストレッチ。これで、今回はITバンドだの、太ももの痛みだのの症状には無縁だった。ありがたや。

そんなこんなで、この15週間に及んだトレーニングで走った距離が約1,200キロ。ウルトラの練習だとすれば、多いのか少ないのかはよく分からないが、よく走った。お疲れさまでした。
posted by やすよ at 08:46| バンクーバー ☀| トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

トレイルレース:5ピークス ウィスラー

5 Peaks Whistler

5 Peaks とは、トレイルレースシリーズの名称で、シーズンに渡って5つの山を制覇するというもの。実際は6つあるのだが、5 Peaks 。当地BC州のみならず、アルバータやオンタリオにもシリーズが存在する。

今年はシーズンパスを購入し、5つのレースに出走することにしていた。その4番目がWhistler ウィスラー。北米屈指のスキーリゾートである。このレース、他のレースに比べ、ちょっとバンクーバーから離れているという点がある。車で2時間弱ほどかかる。そして、ゴンドラで山の頂上付近まで移動してからのレースという、移動が長いレースでもある。昨年は、ひどい雨と風に見舞われ、レースは短縮、ゴンドラもレース終了後に稼動中止になったという状態だった。そして、何よりもSquamish 50の一週間後のレースということもあり、レースに興味はあるものの、果たして出走できるのかどうかが疑問のレースでもあった。

Squamish50マイルのレース後は、ほぼ普通に歩くことができたし、元気にしていた。右足の痛みも、普通にしていれば、全然気にならなかった。よって、参戦可能と判断して、その日に備えた。ウィスラーまでは、ラン友イアンの車に同乗させてもらい移動。前週、Squamish 50出走のために車で通った道をまた通る。嗚呼、先週はここを走ったのよねという感慨に耽る。今日は、Squamish スコーミッシュの奥のウィスラーが、レースの舞台。どんどん北に向かって移動する。

夏のウィスラーも、リゾート地感がいっぱい。コーヒーを片手に、のんびり散策をしている人が沢山いる。そして、5 Peaks 出走のために、トレラン姿の人もチラホラ、マウンテンバイクに乗った人もチラホラ。日常感から少しかけ離れているところが良い。

イアンのコーヒー待ちをしている間に、ラン友マットと遭遇。その後、マットも合流してウィスラーゴンドラで、先ずはRoundhouse Rodge ラウンドハウスロッジを目指す。ラウンドハウスロッジからPeak 2 Peak Gondla ピークツーピークゴンドラに乗り換えて、Blackcombブラッコムへ。このゴンドラ、初乗車!ウィスラーには、ウィスラーとブラッコムの二つの山があって、この二つの山を行き来出来るゴンドラが、最近できた。今日は、ブラッコム側を走るため、このゴンドラで移動。良い景色!
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ブラッコムからも良い景色。
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EnduroもSportも11時スタート。Enduroは10.6キロのコース。この数字だけ見れば、大したこと無いのだが、これが大したレースだった。それには幾つかの理由があると思う。

①スタートの標高、1850メートル。そして、ここから上ります。よって、空気が少し薄いです。

②上り、結構きついです。Elevation gainは645メートル。200メートルの大きな上りが、二回あります。

③リカバリー期。先週、50マイル走ったばっかりでした。

最初は、意気揚々と走り始めたものの、上りのキツサがこたえた。ここから、あれ、もしや未だ全然リカバリーしていない?ちょっと時期尚早だった?という疑問が出てきた。とにかく、周りにどんどん抜かされて、継続すること、完走することが目標になっていった。初めて、途中でやめたいと思った。
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でも、景色は最高だった。このために、辛い思いをしているんだと思った。それにしても、大きなのぼり2回のきつかったことと言ったらなんの。本当に、やめたいと思った。

ヘロヘロになりながらのゴール。待ってくれている、イアンとマットに申し訳なかった。

5 Peaks のコースの中でも、ウィスラーは難しいコースだと思う。標高、テクニカルさ、上りのきつさ、そして天候に大きく左右されるところ。体調を管理して、準備万端に挑んで、お天気に恵まれたら、最高のコースだと思う。来年、再チャレンジしますか 笑。
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5 Peaks ウィスラー、お勧めです!
posted by やすよ at 10:46| バンクーバー ☀| トレイルラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

Squamish 50 Miler Race Report 10

Aid Station 7 to GOAL!!: 10Km

この先に、大きな上りがあることも、その先に階段があることも知っている。上りは、壁のようであるとも聞いている。でも、沢山元気をもらった。マダマダ行ける。最後のAid Stationを後にした時の心境は、こんな感じ。

最後の10K、前半戦はややゆるやかな上り下りが続き、これなら行ける、走れるときに走れればいけると思い、なーんだ言うほどじゃないじゃないと思ったのも束の間、二人のボランティアに出会う。『One Last Big Hill』。え、ここからですか!

目の前に立ちはだかる壁。まさしく、壁。数字でみると、32.6%の斜面。ここまでの走行距離は71キロ、この段階でこの壁ですか?これより前、Aid Station 5を過ぎたところで休んでいた男の人が、『I hate the course director!』と言ってたとき、そう?と思ったけど、ここにきて、ゴール目前のこのポイントでこの壁を前にして、初めてGary Robbinsめ!と思った。最後まで容赦のないコース。これが、Squamish 50が初心者向きではないと言われる所以。最後の最後までチャレンジングである。そんな大きな上りを二度ほどこなしたところで、小さな山の上に出た。キレイな景色である。
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ここがいわゆる、Mount of Phlegm。ボランティアの人が、『Almost there』と声をかけてくれる。ここからは下り。今の私にとっては、とってもしんどい下りが始まる。足が心配である。が、景色を見たせいか、ゴールが近くなってきたせいか、足の痛みが気にならなくなってきた。とにかく、注意深く、階段を下りる。これしかない。

階段を降り、ロッククライマーが岩をよじ登っている姿を横目にみながら進む。もう休んでしまいたいところだったが、そこで会った女性に、『We can do this!』と声をかけられ、また元気になり、一緒に走っていく。すると、残り2キロだよというボランティアの声。えー、まだ2キロもあるの?70キロ以上走ってくると、2キロが2キロも?になる。

そうこうしていると、今度は前を走っている男の人と一緒になった。どんどん元気になり、ペースが上がってきた。そこはマラソンランナー、フラットには強い。残り1マイル。二人を残し、前を走る別の男の人も抜き、どんどん元気になってくる自分を感じながら、Squamishの街中を走り進む。残り400メートル。

マラソンの時は、残り1キロからが一番辛い。周りを見る余裕も、何かを考えたり、感じたりする余裕も無い。とにかく辛い。この時はどうだったかというと、とっても幸せだった。とっても幸せな気持ちに包まれた。400メートル、300メートル。このレースに参加できたことに、とてつもない幸せを感じた。そして、ゴールのある公園が見えた。黒いバルーンタイプのゴールが見えた。沢山の人が拍手をくれる。ラン友Steveの奥さんのLeahさんが見えた。そして、Gary Robbinsの姿が見えた!
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ハグをしたらいいのか、握手をしたらいいのか、なんだかよく分からないゴールだったが、嬉しかった。かけてもらったFinisher Medal、いつも以上に誇らしく思った。

ゴールで待っているはずのSteveが居なく、きょろきょろしていると、ようやく見つけてくれた。最後にテキストを送った時点で残り7キロと伝えたが、実は残り4キロほどだったらしく、まだまだ来ないと思っていたところだったようだ。ゴールのアナウンスもほぼゴールと同時だったため、慌てたらしい。その場にいてくれるだけで、とても嬉しかった。

早朝5時半にスタートした長い50マイルの道のりは、こうやって終わった。夕日に輝くチーフを背に、長い一日、3ヶ月以上に及ぶトレーニングの日々が終わった。時間は、13時間38分47秒、目標の13時間以内には間に合わなかったが、それでもよく走ったと思う。レース中に足が痛くなるという初めての経験があったが、怪我もなく、暑さにやられるわけでもなく、水分の取りすぎや、栄養切れになることなく走り続けられたことは良かったと思う。

またやりたいか?

またやりたい。今度は、50キロのレースを、もう少しプッシュして走ってみたいとも思うし、50/50にも何時かはトライしてみたいとも思う。

2016年、私の夏のメインイベントはこうして幕を閉じた。

レーススタティスティックス

時間:13時間38分47秒
距離:80キロ(手元ガーミンでは、76.9キロ)
順位:全体109位/197名完走者、女子 25位/50名、40代女子 5位/12名
食べたジェル:12個
食べたTrail Mix Bar:9個

お疲れさまでした。
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posted by やすよ at 14:30| バンクーバー ☀| トレイルラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする